2016年06月21日

ハムスターの皮膚が腫れている (体表腫瘤・しこり・できもの)

(本稿には手術写真があります。苦手な方はご注意下さい)




ハムスターの体の上には様々なしこり(腫瘤)が発生します。
その正体は様々ですが、膿の塊である膿瘍から、良性腫瘍および悪性腫瘍まで多岐にわたります。
基本的には外科的な切除によって治療します。

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耳周りに発生したしこり。

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首周りに発生したしこり。

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切除後の写真。

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左後ろ足にできた巨大なしこり。

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切除後。

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抜糸の際の写真。ハムスターさんは当然糸を器用に咬みますので、きれいに傷をくっつけるには技術が必要です。

できものの中には、短期間(それこそ数日で!)で非常に巨大化するものも少なくありません。
巨大化した後での切除は手術の難易度が上がりますので、安易な様子見はすべきではないと考えています。

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2016年04月09日

ハムスターの顔が腫れている (ほお袋のうっ滞)

ハムスターさんはご存知の通りほお袋を二つ持っています。
飼ったことがある方はわかると思いますが、ほお袋いっぱいにご飯を詰め込んでおうちに持って帰る姿はとてもかわいらしいです。
しかし、このほお袋にトラブルが生じることが結構あります。

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左のほお袋がいっぱいになって、食べ物が取り出せなくなってしまっています。

このような状態では食べ物がそのままになってしまい、ほお袋の中で腐ってしまうので、一度摘出してあげる必要があります。
また、このようになる原因として、不適切な食生活や異物の摂取、もしくは原因不明のほお袋の機能不全などが考えられますので、それに対して対処し再発を防ぐ必要性があります。

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麻酔をかけて中身を摘出しました。
こんなにいっぱい頑張って詰め込んでいました!

また、一見ほお袋のトラブルのように見えても、腫瘍や膿瘍などといったできものが発生しているケースもよくありますので、その場合は全く異なる対応が必要となってきます。
ラベル:ハムスター
posted by 小泉ネスト動物病院 at 14:56| ハムスターの医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする