2018年11月26日

座いすのない家

こんにちは、副院長です。

みなさんは、動物さんと共に暮らし、癒しや生きがい、幸せ、色々な良いことがあるなぁと思うと同時に、
一緒に暮らしているから、できないこと・制限されることもあると思います。

たとえば異物を食べられないように注意を払ったり、人がいない時間帯でも冷暖房をつけたり・・・
また、病気やご高齢になれば看護や介護が必要で遠出ができない日々が数か月続いたりすることもあると思います。

現在、私たちの諭吉くんは完全に後躯麻痺となって数か月、排尿・排便も不随意ですし、現在はちょこちょこ体調を崩して強制的にごはんをあげる必要があります。そうなると、数時間おきに圧迫排尿も必要ですので、長時間家を空けられません。
また、とにかく精神的に人への依存が強まっているのか、人といない時間が多いと不安で夜泣きもしますし、落ち着きなくずっとそわそわしています。
耳が遠いので人の声かけに気づけず、ゆきちくんの視界に入って、時々動かないと不安になってしまいます。

ゆきちのねむり.png

さて、私たちのワンちゃんず、ゆきちくんとこぷりちゃんはトイレを覚えてくれなくて、色々と困っているお話は何回もしていますが、
そのせいで諦めたことが座いすです。ベッドやソファーでもそそうをすることはあるのですが、座いすは圧倒的に回数が多く、こたつ布団やウォッシャブルカーペットのように洗うことも容易ではないので結局あきらめることとなりました。


座いすのない家.jpg


色々なことを諦めても、一緒にいると幸せがあるので、やはり動物と暮らすのはいいことですね。


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posted by 小泉ネスト動物病院 at 04:02| 副院長の飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月18日

はみがきって大変ですよね

こんにちは、副院長です。

10月から11月は院長の学会出席が多く、臨時休診などが多くございましてご迷惑をおかけいたしました。
年末年始は12/31から1/3まで4日間お休みをいただいております。よろしくお願いいたします。




さて、みなさんは、わんちゃんやねこちゃんの歯みがきってしていますか?
ネットで検索すれば色々な方法や、グッズ、歯磨き用おやつなどありますよね。

一度たまってしまうと、まさしく石のように固い歯石が特に奥歯についてしまいます。
歯石になって気づいて、いざ取ろうと思っても、歯石は爪でぺりっとはがせるような軟弱な物ではありません。
それはしつこくくっついています。
ではどうやって取るのか…歯石をとる機械を使います。
人間ですら歯医者さんに行くのが苦手な方が多いように、わんちゃんねこちゃんに
「歯石を取るまで口を開け続けて、水を飲まないように注意して、機械の音におどろかずに、じーっとしてね」
といって堪えられるわけがありません。
ですから、麻酔をかけることになります。

麻酔をかけるということは健康体であることが望ましいですし、歯石がつき過ぎて歯肉が後退していると歯がぐらぐらしているので
抜歯が必要となることもあります。そうなるとかなり長時間になります。
歯石の除去というと、なんとなく、おなかをあける手術や体の表面の腫瘤を取る手術より負担が少ないように思いますが、
実際はかなりの時間がかかることが多いですので、簡単にできることではありません。

私たちの犬ーゆきちくんもこぷりちゃんも、もう高齢ですし、ゆきちくんは腎不全、こぷりちゃんは心臓も肝臓も悪いので、
現状犬本人が困っているわけではない歯石のために麻酔はかけたくありません。
ですので、歯石のつき過ぎで困らないように歯磨きをがんばろう!と思っていたんです。
食後にジェルを付けてガーゼで拭く、たったそれだけなのですが…続けるって難しいですね。

そもそも朝はごはんをあげて、食べ終わるまでに家をでることが多いですし、こぷりちゃんは時間をかけて食べるので、歯磨きのタイミングがつかみにくいです。たいした抵抗をされなくても仕事から帰って、散歩→ごはん→自分のごはん、と一度座ってしまうと動くのが面倒で
「今日は・・・まぁ・・いっか」が多くなり、結局継続できませんでした。

というわけで、口が臭いんです。かわいい顔・仕草なんですが、口が臭い。
でもいいじゃない?どうぶつなんだもの。
と思って歯磨きから逃げています。

ちなみに、時々歯磨きジェルで歯をぬぐうとさわやかな匂いになるので、ほんとうは継続した方がいいんだろうな~と思います。

こぷりの臭い息.jpg

posted by 小泉ネスト動物病院 at 03:12| 副院長の飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月29日

「臭い」を「匂い」と感じる瞬間

お久しぶりです、ご無沙汰しております、副院長です。

だいぶ寒くなってきまして、みなさん体調にお気を付けください。


入院される際、好みの小屋や、においのついたタオル、水ボトル、トイレ、ごはん皿などのご持参をお願いする場合がございます。
特に、モルモットさんは少しの環境の変化で食べない動かない、ということが多々あります。
とても臆病なんですね。
ウサギさんもふだんのケージのレイアウトに近い方が落ち着くようです。
ハリネズミさんは布系のシェルターで普段生活されている場合、入院下でもその匂いのシェルターがあると落ち着くようです。

チンチラさん、デグーさんは割と気にせずに入院してくれることが多いですね。

というわけで、においがついたものや、普段と同じものがあるのは安心する材料になるようです。

私も飼っている犬、こぷりちゃんのにおいがあると安心(?)というか、うれしくなります。
ですので、わざと自分の服をこぷりちゃんにかぶせたり、普段よく寝ている場所に部屋着を置いたり、クッションをこぷりと共用したりします。
ふとした瞬間にこぷりのにおいが香ると幸せになります。

こぷりのにおいつけ.jpg


でもまあ、他の人にとってみればただ犬臭いってことになってしまいますね。
それにこぷりは私のにおいがあって安心感を得ている感じは全くないので、一方通行感がありますね。
posted by 小泉ネスト動物病院 at 01:59| 副院長の飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする