2018年01月22日

デグーが涎を垂れている、食べづらそう (不正咬合、切歯・臼歯過長)

デグーさんは一見リスのような見た目をしていますが、分類的には大きく異なり、注意すべき特徴として前歯も奥歯も伸びる動物であるということが挙げられます。
伸びた歯は食事の際に歯同士がこすれて削れますが、これは自分で意図的に削っているわけではなく、繊維の多いものを食べているために結果的に削れて、ちょうどいい長さになっているのです。
したがって、ペレットや野菜を与えられすぎているなど、不適切なエサを長期間食べている場合、歯が伸びてしまい、かみ合わせが悪くなってしまいます(不正咬合)。

治療のためには歯を削る必要があります。


P5191813.JPG
前歯(切歯)のかみ合わせの悪いデグーさん。
デグーさんの前歯のかみ合わせのみが単独で悪くなることはまれです。
このような場合、奥歯のかみ合わせが悪くなった結果として前歯にも悪影響が出ていることがほとんどですので、必ず奥歯の検査を行います。




P5282045.JPG
伸びすぎた奥歯。

これらをうまく削り、治療を行います。
posted by 小泉ネスト動物病院 at 00:00| デグーの医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする