2016年09月18日

モルモットのぽんちょ・政宗との闘病生活1

こんにちは、副院長です。

今日は、もす男・ごんざぶろう をお迎えして2カ月後にお迎えした「ぽんちょ・政宗」との闘病生活についてお話しさせていただきます。

先住のモルモットを「もす男・ごんざぶろう」と名付けたのでぽんちょも「ぽんちょ・政宗」と二つ名?にしました。
ぽんちょとの闘病生活は、短かったけれど大変で、色々なことを感じた闘病生活でした。今でも思い出すと悲しくつらく、後悔が残っています。ですが、それと同時にぽんちょを愛おしく思う気持ちが強く残っています。


ぽんちょと出会ったのはペットショップでした。
親子でいる中 一人だけ片目が無く、明らかに体格が小さく栄養不良そうなスキニーギニアピッグでした。数度見に行くうちに、食べているのか心配になり、最終的に引き取ることにしました。

モルモットは社会性のある動物さんですから、複数飼ができます。もす男と同居するためにも、感染症などを見てもらうためにお迎えしてすぐに動物病院へ健康診断に行きました。
そこでダニなどがいないことを確認して、初めは網越しにご対面、その後何度か監視下で一緒にいる所を観察し、けんかしないようなので一緒にいることになりました。
当時もす男は1㎏を超えており、一報ぽんちょは300g位でしたので体格差は大きく、そのためぽんちょだけすり抜けられる場所を作ってぽんちょ領域と合同領域を設けました。

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ぽんちょはエサ用の牧草入れにすっぽりはまることが好きでした。
ぴったり!なんてかわいいんでしょう!
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もす男は小屋に入るのですが、ぽんちょは大家族で遮るものは何もない環境で暮らしきたためか、小屋とか狭いところに入るのがイヤなタイプでした。牧草で作られた鳥の巣を小屋として用意しましたが、むしろもす男がそれを解体することに夢中になっていました。

ぽんちょの片目は完全に無いのか膿むことなく問題はなかったのですが、目に見えるだけでも切歯はかなりずれていました。キャベツを小さくちぎっておくと食べたり、牧草・ペレットも少しは食べたりしていましたが、今思えば全然足りなかったと思います。お迎えしてからちょうど1か月、今まで食べられていたキャベツすら食べづらくなったようで、動物病院にて伸びた切歯をカットしてもらいました。
ぽんちょとゆっくり暮らせたのはこの初めの1ヵ月だけでした。

目に見えて伸びすぎた切歯をカットしてもらいましたが、その後も食欲は回復しませんでした。
それからは毎日食べたかどうか不安になりながら見守る日々でした。
今思えばペレットは食べた量を重さで量れば良かったし、キャベツも与えたときの形・量を写真で撮っておけば客観的に判断できたのに、と思います。
「食べていて欲しい」という希望から客観的な見方ができず、今日は少し食べている気がする、いややっぱり食べてないのかな、なんてうだうだしていました。

毎日、朝起きて・仕事から帰ってきて、「ぽんちょ、食べた?」と声をかけ、
ほとんど減っていないのに、少しかじった跡があるとちょっとほっとする・・・

そんな少し食べたか、食べてないか、なんて必要な栄養から考えれば全く足りないんですから、強制給餌するべきだったんです。その当時はそういうことも知りませんでした。
途中から強制給餌をするのですが、与えるフードも強制給餌用の繊維の豊富な流動食があることを知らず、色々空回りしていました。

今はインターネットで調べれば、色々と動物の病気についても知ることができます。けれど、自分の子にあった治療法を見つけられるとは限りません。
ですから、自分の飼っている動物種をしっかりと診ることができるだろう病院を探して、そこで治療を受け、アドバイスをいただき、色々と質問し、疑問を解消し、未来を見据えて治療を継続していく。という形がベストだと思います。

私は当時それができず、迷い悩み、ぽんちょに最善の医療を受けさせることができませんでした。

続きます。
ラベル:モルモット
posted by 小泉ネスト動物病院 at 18:40| 副院長の飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする