2016年05月30日

ウサギの血尿 (子宮疾患)

(本稿は手術写真が含まれますので、苦手な方はご注意下さい)




ウサギさんはペット動物の中でもずば抜けて子宮の病気が多いことが知られています。
典型的な症状はおしっこに血が混ざることですが、実際は血尿の原因は泌尿器ではなく子宮由来であることが多く認められます。

しかし、あまり症状を呈さずに巨大な腫瘤となることもありますので、女の子のウサギさんを飼育されている方は早期の避妊手術をすることをお勧めします。

避妊手術を実施することを望まれない飼い主様は、3~6か月くらいに1回は子宮の健診を受診されるとよいでしょう。子宮の病気は多くの場合、超音波検査によって発見することができます。




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子宮腺癌のウサギさんの術中所見。

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子宮腺癌と診断されたウサギさんの子宮。非常に腫れています。

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術後の閉腹後の所見。当院では避妊手術は1泊いただいており、基本的にカラーは付けずにお返しいたします。
もちろん、本人が傷を噛んでしまっても問題がない方法で縫合をいたします。

posted by 小泉ネスト動物病院 at 16:12| ウサギの医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする