2017年12月31日

リクガメがしきりにふんばっている、おしっこが出ない (膀胱結石)

カメさんにも人間と同じように膀胱があり、おしっこをためています。(もちろん構造はかなり違いますが・・・)
そして人間と同じように膀胱に石ころ(膀胱結石)ができることがあります。
膀胱結石はリクガメさんに非常に多く、脱水や不適切な食事によって発生します。
頻尿やイキミ、排尿困難が発生し、時間がたつと腎不全から死亡することも稀ではありませんので、適切な治療が必要です。
治療は結石の摘出を行います。
結石の大きさや位置によって甲羅を開ける手術を行うか、開けずに摘出するかを決定します。



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膀胱結石があるリクガメさんのレントゲン写真。
赤い丸の部分に石が確認できます。



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摘出の様子。




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摘出された膀胱結石。


ラベル:カメ リクガメ
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2017年12月22日

ハリネズミの口が腫れている、食べづらそう、口から血が出る (口腔内腫瘍)

ペットとして大人気のヨツユビハリネズミさんですが、非常に腫瘍の発生率が高いことで知られています。
そのなかでも、口の中に腫瘍が発生してしまうことがとても多いと感じられます。
症状としては、口(歯肉)の腫れ、食べづらそうな様子、口からの出血などです。
口の中の腫瘍は非常に悪性度が高く、歯肉から顎の骨に入り込み、骨を溶かして成長します。
現在のところ、非常に早期の発見であれば外科的な切除がされますが、発見が遅れた場合、あまり有効な根治治療法はありません。切除が難しい場合、支持治療を行うことになります。


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口のわきにできた腫瘍。

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上あごに発生した腫瘍から出血をレーザーにて止める様子。


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上あごの歯肉に発生した腫瘍。


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上あごの内側に入り込んだ腫瘍。


ラベル:ハリネズミ
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2017年12月05日

ラットの体が腫れている (体表腫瘤)

(本稿は手術写真を含みます。苦手な方はご注意下さい。)




ラットはよくなつき、体が大きいため存在感がある可愛い動物です。
皮膚にできものができることがよく見られ、その多くは膨らんだ腫瘤となります。
こういった腫瘤は基本的に外科的に切除する必要があります。







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大きく膨らんだできものがあるラットさん。


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切除後の写真。
ラベル:ラット
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