2016年04月09日

ハリネズミのフケが多い、 針がよく抜ける、 かゆがっている (皮膚病・疥癬ダニ症)

ハリネズミさんの外来で1・2を争うほど多い症状として、「フケが多い・かゆがっている・針がよく抜ける」などといった皮膚症状が挙げられます。

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針の間に大量のフケが生じているハリネズミさん

ハリネズミさんは皮膚にトラブルを抱えていることが多く、ダニやカビ・ばい菌などが原因となっていることが多いです。特にダニは非常に多く感染が認められます。

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ハリネズミさんから検出されたダニ

これらの原因を確定し、それに対して治療する必要があります。
しかし、これらに感染していたとしても、必ずしも皮膚症状が現れないこともあるため、ハリネズミさんを新しくおうちに迎えたら病院で皮膚検査をしてもらい、感染の有無を確認してもらうとよいでしょう。


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一見きれいそうなハリネズミさんですが、皮膚検査ではダニが検出されました。

ラベル:ハリネズミ
posted by 小泉ネスト動物病院 at 15:09| ハリネズミの医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハムスターの顔が腫れている (ほお袋のうっ滞)

ハムスターさんはご存知の通りほお袋を二つ持っています。
飼ったことがある方はわかると思いますが、ほお袋いっぱいにご飯を詰め込んでおうちに持って帰る姿はとてもかわいらしいです。
しかし、このほお袋にトラブルが生じることが結構あります。

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左のほお袋がいっぱいになって、食べ物が取り出せなくなってしまっています。

このような状態では食べ物がそのままになってしまい、ほお袋の中で腐ってしまうので、一度摘出してあげる必要があります。
また、このようになる原因として、不適切な食生活や異物の摂取、もしくは原因不明のほお袋の機能不全などが考えられますので、それに対して対処し再発を防ぐ必要性があります。

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麻酔をかけて中身を摘出しました。
こんなにいっぱい頑張って詰め込んでいました!

また、一見ほお袋のトラブルのように見えても、腫瘍や膿瘍などといったできものが発生しているケースもよくありますので、その場合は全く異なる対応が必要となってきます。
ラベル:ハムスター
posted by 小泉ネスト動物病院 at 14:56| ハムスターの医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月01日

ウーパールーパーのお腹が腫れている (体腔内腫瘤)

(本稿は手術写真が含まれますので、苦手な方はご注意下さい)


ウーパールーパーはおそらく両生類の中では1・2を争うくらいペットとして人気の動物であり、その愛くるしい顔で癒してくれます。
そんなウーパーちゃんもしばしば病気になります。
ウーパーちゃんの病気も他の動物同様様々ですが、「お腹が腫れてきた」という症状がみられることがあります。この症状も様々な原因が考えれらますが、お腹の中にできものができていることがあります。

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このようにできものによってお腹が腫れ、ほかの臓器が圧迫されて食欲と元気がなくなります。

こういった場合、外科的な手術によって早期に摘出することで治療をします。

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開腹時のできものの所見


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摘出したできもの

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術後の様子。
こんなにすっきりしました!
posted by 小泉ネスト動物病院 at 11:51| ウーパールーパーの医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする